小さな寸法工房

SCALE GUIDE / COMPARISON

1:12と1:24はどちらが大きい?縮尺比較の考え方

同じ実寸を模型にすると、分母が小さい1:12のほうが大きくなります。まず実寸から両方の模型寸法を出し、置き場所や部品の見やすさに合わせて条件を比べます。

同じ部品を二つの縮尺で比べる

たとえば実寸240 mmの部品は、1:12なら240 ÷ 12 = 20 mm、1:24なら240 ÷ 24 = 10 mmです。1:12の模型が2倍の長さになります。数値例は縮尺の読み方を示すための架空の部品寸法です。

実寸から求めた模型寸法の比較
架空の部品実寸1:121:24比較
取っ手24 mm2 mm1 mm1:12が2倍
棚板の長さ240 mm20 mm10 mm1:12が2倍
卓上パネル600 mm50 mm25 mm1:12が2倍

縮尺を選ぶための手順

  1. 作りたい物の実寸を測るか、信頼できる設計資料から確認します。
  2. 模型を置く場所や持ち運び寸法を決め、候補縮尺を二つ以上選びます。
  3. 長い部品と細い部品をいくつか計算し、候補ごとの外形と寸法表を比較します。
  4. 素材の厚み、作れる細さ、接合部の余裕を工作方法に合わせて検討します。
期待結果:実寸240 mmを1:12から1:24へ換算すると、20 × 12 ÷ 24 = 10 mmです。比較縮尺の分母が大きくなると、同じ物の模型寸法は小さくなります。

ツールで並べて確認する

単位をmmにし、基準縮尺へ12、比較する縮尺へ24を入力します。部品の長さ・幅・高さを入れると、両方の模型寸法を同じ結果表で確認できます。実寸がcmやmの場合は単位を切り替え、数値もその単位で入力してください。

1:12と1:24を計算する

計算で決められること、別に確認すること

縮尺計算で確認できるのは、入力した長さを分母で割った数値です。縮尺の標準規格、手に入る素材、塗装後の寸法、組み立てやすさまでは判定しません。目的の作例や工作方法に合わせて選び、実物を作る前に試し切りや仮組みを行ってください。